
では、1120mmのハロゲン赤外線ランプについて話しましょう。
この1120mmのハロゲンランプを開発した際の目的は単純でした。つまり、工業的な乾燥や硬化処理に必要な強力な短波長赤外線エネルギーを、正確に必要な場所に送り込むことです。
2000W、240Vという高い出力を持っているため、長い距離にわたって効率的にエネルギーが供給されます。最大の利点はその長さです。長い距離をカバーできるため、広範囲のコンベアや大きなワークピースを一度に処理できます。複数の小さなチューブを使う必要もなく、そうすると不快な熱点ができて、仕上がりが悪くなってしまいます。
電力に関する詳細
240Vという電圧は、標準的な工業用単相電源にちょうど合致しているので、特に問題はありません。内部では、タングステンフィラメントがハロゲンガスに包まれています。
ここが賢い点です。そのガスが蒸発したタングステンを再びフィラメントに戻す役割を果たします。これにより、フィラメントが細くなるのを防ぎ、ランプが早期に壊れるのを防ぎます。
2000Wの出力を1120mmの距離にわたって供給するため、熱は均等に分散されますが、それでも短波長の放射線は迅速に物質を通過します。ほぼ瞬時に効果が現れます。ただし、配線やコンタクターがその電流に耐えられるかを確認してください。そうしないと、チューブの端で電圧が下がってしまいます。
クォーツ素材と熱の問題
外殻は高純度のクォーツです。これを選んだ理由は、フィラメントの大きな熱膨張に耐えられ、圧力によって割れないからです。通常の赤外線ヒーターの代替品として使えます。
しかし注意が必要です。1120mmもあるため、反射器に正しく固定されていないと曲がってしまいます。チューブが沈むと、焦点がずれてしまい、効率が悪くなり、エネルギーが無駄になります。
実際に使用される場所
主に粉末塗装ラインやPET吹き出し機で使われます。短波長の放射線が直接表面に当たるため、部品の周囲の空気を温める必要がありません。すぐに効果が現れます。
最後に、このランプは非常に多くの放射エネルギーを放出するため、ホウジングには通気性が必要です。クォーツの周りに熱が溜まると、ランプの寿命が短くなってしまいます。数ヶ月ごとに、反射器の位置を確認してください。そうすれば、熱が製品に集中し、スムーズに動作し続けます。